広島空港でグランドスタッフとして活躍する関西外大の先輩【インタビュー記事】

グランドスタッフ、グランドホステスと言えば空港で働く人気職種です。

社会で活躍するOBOGの皆さんのビジネスキャリアに迫る”アルムナイスポットライト”のコーナーです。第1回目は「シンガポール航空国際線で活躍した川内さん」、第2回目は「ANAで地上のパイロット”ディスパッチャー”として活躍」深水大輔さん」のインタビュー記事を紹介しましたが、今回はこの方です。

 

アルムナイスポットライト第3回目は、2014年に関西外国語大学を卒業されANAのグランドスタッフとして広島空港で活躍されている”まほーんさん”です。

 

関西外大で学んだ学生時代

留学プログラムが豊富な関西外大

関西外大はユニークな留学制度が豊富にあります。年間2000人以上の学生が海外留学にチャレンジしています。詳しくは関西外大の「留学プログラム比較」まとめ(各制度の違い・費用・選考)を。

 

Q:どうして関西外大に入学したのですか?

「高校生のときに行った留学をきっかけに、英語が好きになり大学でも英語を学びたいと思ったからです。

それにどーーーしても実家を出たくて、、、関西行ったら案の定楽しかったです󾬏笑」

 

Q:何故、数ある英語系大学の中から関西外大を選んだのでしょうか?

「英語がしたい→実家から離れたい→関西行きたい→関西外大という感じです。」

 

Q:学生時代はどのような活動をしていましたか?

「大学時代はテニスサークルの活動、飲食店でのアルバイト、飲んで遊んでの毎日でした 。」

 

グランドスタッフになるには

グランドスタッフの採用情報

グランドスタッフは人気職業なので採用倍率は50倍や100倍になると言われています。採用形態は正社員としてだけではなく、契約社員やアルバイトとして入社することが可能です。最近の航空業界各社はコスト削減志向なので、グランドスタッフの正社員の採用人数は減少しています。最初の3年間は契約社員として勤務し、その後、正社員にステップアップするという流れが一般的です。

 

Q:就職活動でグランドスタッフを志望したのは何故ですか?

「高校時代に留学へ行った時、グランドスタッフ(以下GS)の存在を知ってかっこいいな〜、やってみたいな〜、と思ったのがきっかけです。大学時代は勉強もしてなけばTOEICもろくな点数も取れず、、、就活が始まるまでGSの存在を忘れかけていたくらいです!笑

そんなとき、キャリアセンターでたまたまGSのインターンシップの募集を見つけ応募後、運良く選考に通ったので参加しました。そこでこの仕事のやりがいや面白味を知り、自分の長所とmatchしている点が多いことに気付き、GSを目指して就活してました!」

 

Q:当時参加されたインターンシップはどのような内容でしたか?

「GSが日々どのような業務を行い、どのように動いているのかがメインでした。その他、座学にて搭乗ゲートの通過方法、手荷物受託方法を学び、実際にお客様の見送りなどもさせて頂きました。」

 

Q :実際にどのような長所がグランドスタッフの仕事にマッチしたと感じましたか?

「よく笑い、体力があることです。笑」

 

Q:面接ではどのようなアピールポイントやエピソードトークを?

「第一印象が大事だと聞いていたので、基本である笑顔と挨拶だけは誰にも負けないつもりでいました。エピソードは大したことを言った覚えがありませんが、自分が学生生活に何を軸に過ごしてきたか、その中でどんな壁にぶつかりどのように乗り越えたかの話を用意してました。」

 

Q:採用段階で選考に有利に働く資格はありますか?

「英検とTOEIC、留学経験があればいいのかなと思います。」

 

Q:受験した時の英語力(TOEIC、TOEFL)などはどの程度でしたか?

「TOEICもTOEFLも受けましたがESに書ける点数では無く、受けてない呈で臨みました。笑」

 

Q:キャビンアテンダントは身長制限がありますが、グランドスタッフはどうですか?

「全くありません!」

 

Q:関西外大からグランドホステスやキャビンアテンダントといったエアライン業界への就職実績が高いですが、まほーんさんはどうしてだと思いますか?

「英語力はもちろんコミュニケーション力に長けてる人が多い、航空業界出身の講師の方もいらっしゃる、航空業界志望の生徒は意識の高さや協調性がある人が多かったので採用についての情報交換がたくさんできるから?ですかね。」

 

Q:グランドスタッフとして働いている方の出身大学や出身学部などに共通することが特徴などは見られますか?

「学歴には特徴は無いですが、うちの会社は中高大いずれかで部活あがりの人しかいないです。」

 

Q:地方空港だとその地域の出身大学の学生が多いのですか?若しくはUターンのケースも?

「地方ということもあり近年の採用者はその地域の出身者やUターンしかいません。」

 

Q:関西外大出身で空港で働いている方は多いようですが、勤務されている空港はどうでしょうか?

「関西外大出身者はわたしだけです。」

 

Q:大学卒と専門学校卒の割合はどの程度ですか?

「大学8専門2くらいです。」

 

Q:グランドスタッフの採用実施企業はかなり多い印象があります。空港別の採用が一般的ですか?中には、ANAやJALなどの航空会社本体が直接雇用するケースもあるようですが…

「ほとんど空港別採用です。大きな空港(東京、関西、福岡、札幌など)は航空会社本体の子会社として雇用をしていますが、地方空港の9割は旅行会社、鉄道会社、バス会社などが雇用しているようです。」

 

Q:入社してからの研修について教えてください。

「入社日から早速座学をし、接遇訓練、保安訓練、バリアフリー訓練がメインで実務は2週間の座学後OJTにて実践します。」

 

現役グランドスタッフが語るグラホのリアル

グランドスタッフとは?

グランドスタッフとは、広義には航空整備士などを含めた空港で働くスタッフのことを指しますが、近年は一般的に「空港での接客業務」を担当する人のことを指します。別名、「グランドホステス」や「(空港の)地上職」。
1. 搭乗手続き:チェックインカウンターで航空券の発券や荷物の受け取り、座席の指定、乗り継ぎの案内などを行います。
2. 搭乗案内:搭乗ゲートにてお客さまの案内を行います
3. 他部署のスタッフと連携:運航状況を常時確認するコントローラー業務、受託手荷物の破損等の対応業務、また国内線と国際線でそれぞれ異なった内容の業務があります。

 

Q:現在、まほーんさんが携わっているグランドスタッフの仕事内容について教えてください。

「私のお仕事の概要としては、 国内線・国際線搭乗手続き(予約・発券・購入・払戻)、手荷物受託、出発・到着業務での旅客誘導 などです。常に時間に追われ、安全性・正確さを求められるお仕事です。

また小さなミスが大問題になりかねないので常に気は張り、お客様へも言葉遣いや、いかに心地よくご利用頂くかを常に念頭に置いて接客をしています。またなにかしら1日1回は全力猛ダッシュしています。何も持たずならまだしも10kg近くあるカバンを持って走ることも(笑)」

 

Q:日常業務で英語はどの程度使いますか?外国語大学や海外留学で学んだことは活きてますか?

「業務の中で英語は毎日使います。だからこそ、学生時代から英語や語学系の講義は真面目にうけ、海外留学経験もするべきだったと感じています。笑」

 

Q:英語以外の中国語やフランス語を話す利用客にはどう対応していますか?また、タイ語などのマイナー言語の場合はどうされていますか?

「基本的に英語か最低限の日本語は分かる方がほとんどですが、通じないときらとにかくジェスチャーや絵を書いて説明します。」

 

Q:英語が全く話せないアレルギーを持った人は流石にいませんよね?

住んでいる国や環境にもよるので話せない方もいらっしゃいます。

 

Q:社内で語学研修やトレーニングなどはありますか?

「通信教育制度があります。」

 

Q:グランドスタッフの女性は髪型やメイクも会社が定める厳格な規定がありますか?

「髪の毛は自然な色、お辞儀をした際に髪が顔にかからないよう”清潔感のあるスタイル”が基本です。」

 

Q:空港は24時間可動しているのでシフト制ですよね?実際にどのような勤務パターンで勤務されていますか?

「わたしの空港は6時から22時までです。シフト制なので日によって出勤時間も労働時間も変わってきます。4時間勤務の日もあれば14時間勤務もあります。最短2連勤最長でも4連勤です。」

 

Q:グランドスタッフの仕事の待遇(給料・福利厚生)は充実していますか?

「残念ながら待遇は充実していません、、。きっと会社によって変わってくるんではないでしょうか。」

 

Q:日本の航空会社の直接雇用と関連会社、日系企業と外資系企業など各社ありますが、所属企業とによって待遇やカルチャーなど差はありますか?

「詳しくは分かりませんがかなりあると思います。」

 

Q:グランドスタッフの方も他の航空職員と同じく、福利厚生で自社フライトの無料チケットが支給されるのですか?

「わたしの会社にはありませんが他社にはあるようです(^O^)」

 

Q:空港で働く女性は綺麗な方が多いですが、お客様に名刺など連絡先を渡されることもありますか?また、合コンなどに行ったりしますか?

「ありますよー!笑💓」

 

Q:パイロットや客室乗務員の方達と業務上関わる事や親しくなる事はありますか?

「GSは無いですが部署によって親しくなることはあるんじゃないかと、、、」

 

Q:産休取得後に職場復帰する女性職員は多いですか?

「最近増えました。希望の働き方ができるので復帰もし易い環境だと思います。」

 

Q:毎日制服での勤務ですが、一人につき何着か支給されているのですか?クリーニングやケアも大変ですよね?

「困らないようにかなり枚数があります。本当はクリーニングに出すべきなんでしょうが洗濯機でまわしてます(笑)」

 

Q:グランドスタッフは出会いが少ない女性社会と聞きますが、本当ですか?

「本当です。皆無です。笑」

 

Q:業務内で特に苦労することは?

「接客そのものです。お客様が何を希望してカウンターに来られているのか、どんな対応がしてもらいたいのか心情を汲み取ったり、お客様によって話す速さだったりトーンを変えていかに気持ち良くご利用頂くかを考えながら対応するのは本当に難しいです。」

 

Q:最近はコストカットのためにカウンター業務の機械化が進んでいます。そんな中で人間のスタッフだからこそ提供できるバリューはどんなところでしょうか?

「臨機応変さや気付く力かと思います。例えば杖を使うお客様が来られた場合、車イスの利用や前方座席への変更のご希望をお伺いすることができます。自動機だと通常の手続きしかできないですからね。」

 

Q:グランドスタッフのお仕事の醍醐味・やりがいは?

「本当にやりがいはあります。例えば遅延や欠航などのイレギュラーがあった時は、長蛇の列ができ100人を超えるお客様を対応するのでてんやわんやになりますが、お客様をさばききったあとは達成感に満ち溢れます。そして毎日行う業務が違ったり来るお客様もシーズンによって違うのでなんだかんだ楽しみながらやってます。それになにより自分のことを気に入って下さるお客様もいるので励みにもなります(^O^)」

 

グランドスタッフのキャリアデザイン

 

Q:一般的なグランドスタッフのキャリアにはどのような選択肢がありますか?

「他部署に異動したり、このままGSとしてステップアップし責任者になったりです。」

 

Q:仕事もプライベートも合わせて、挑戦したみたいこと、叶えたい夢はありますか?

「関西移住です(笑)」

 

Q:これまで2年間グランドスタッフとして勤務してきて、学んだこと得たスキルなどはありますか?

「忍耐力、気付く力、臨機応変さ、タイピングの速さです。」

 

Q:自身の体験、そして職場の方を見て、グランドスタッフスタッフに向いている人の適正や資質などは何かありますか?

「ハキハキしている人、いつも笑顔の人、観察力がある人だと思いますが、1番は努力を怠らない人です。」

 

Q:最後に、これからグランドスタッフを目指す人にメッセージをお願いします。

「見た目は華がありますが実際に働いてみると本当にしんどくて大変、でも楽しくて他の仕事より絶対にやりがいを感じられるお仕事です。

入社前の理想と入ってからの現実のGAPを埋めることが大事かと思います。このお仕事に就いてからの後悔は何一つありませんし、一番初めにこのお仕事で良かったと思うことが多々あります。夢は強く願えば叶うものです。諦めずに頑張ってください。」

 

 

☆まほーんさんのプロフィール

25代 まほーん
2010年関西外国語大学外国語学部に入学。大学時代はテニスサークル「アラモード88テニス同好会」の25代のムードメーカーとしてサークルを盛り上げる。現在は広島空港でグランドスタッフとして活躍中。本人の希望により実名は控えさせて頂きます。

 

 

 

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