アラモの本田圭佑 「俺にとってアラモードは人生のウォーミングアップだ」

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西田一視 直撃取材

「俺にとってアラモードは人生のウォーミングアップだ」

西田一視はアラモード第21代幹部の中心メンバーとして活躍。在学中はサークル活動の傍ら、漫才コンテストにも出場。卒業後は健康食品の営業マンとしての福井と北海道を行き来する西田。3ヶ月後のアラモ同窓会に向けて新たなスタートを切った今、西田は何を考えているのか?今回は福井に向けて出張する際、千歳空港でアラモ論をテーマに話を聞いた。

 

貴方はアラモードの本田圭佑と言えば誰を想像するだろうか?

4月1日、北海道――。

千歳空港の荷物検査の出口で待っていると、落ち着いた色のビジネススーツを身にまとった西田一視が現れた。左手に黒皮のブリーフケース、右手に黒皮のスーツケース。いつもの出張スタイルである。

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この日はイタリア製(ダンヒル)のネイビーチェック柄スーツで現れた西田。彼はビジネスマンの枠を越えてファッションアイコンとして日本中の注目を集める存在だ。

「今日は話はしないよ。さっきも突っぱねてきたところだからね。」

 

どうやら空港の外でも記者から質問が飛んだらしい。いつもならばここで試行錯誤しながら、なんとか彼のビジネスについて質問を投げかけ、言葉を引き出そうと躍起になっていただろう。空港のロビーを歩きながら、思いっ切り直球を投げ込んだ。

 

――今回は西田一視のアラモ論を聞かせてほしい。日本のアラモーダーに話しかけるつもりで質問に答えてほしい。どうかな?

サングラスをかけた西田の表情が少し緩んだ。

「まずはそっちの話を聞こうか。」

こうして直撃取材がスタートした。

 

 「アラモードは俺に様々な経験をさせてくれた。」

 

——どうして関西外大のテニスサークルでアラモードを選んだの?

西田:「テニスサークルに興味があって、新歓祭のブースで話を聞いたのがアラモードだった。入る決め手はアダ名だったよ。」

 

ブースで話を聞いた時どんな印象だった?

西田:「その時対応してくれたのが、キーさんとハリーさん、はるなさん、ピンキーさんだったと記憶しているけど、素直に楽しそうだと感じたね。」

 

——どんなあだ名を誰が?

暫く考え込む西田。

西田:「思い返してみれば、アダ名は次の日のサークル見学でコートに行く前の円形で。芸人のバナナマン設楽に似ているという事から『バナナ』と言われたよ。広まったきっかけは、”アラモの歩くスピーカー”のピンキーさん。彼は本当におしゃべりな奴でね。ただ、後から聞くとまさやんが事の発端だったみたい。」

 

——実際に入部してどうだった?

西田:「一番自分にあっていたテニスサークルだったと思う。結果、色々な経験が出来て刺激的な毎日だったよ。」

 

—”あっていた”、、、というと?

西田:「大学では、テニス半分、遊び半分が良いと考えていた。初めて行った時に純粋に楽しかったのと、テニスと遊びの割合が丁度良かった。」

 

——ペンギン、スピリッツ、チュッパなど他4つサークルと比較した?

西田:「それはもちろん(笑)。だって他を見ずに決めるようなことしないでしょ。スピリッツはテニスが部活並みだと聞いてたから、どうしても“割合”が気になった。チュッパはテニスがそこまで?と聞いて候補から外れたよ。

後は、アラモードとペンギンはうす。最終的に入部を決めた理由として、心の中の『リトル西田』がね。わかるだろ?」

 

——アラモのどんなところが魅力?

西田:「ここで話したら切りがないよ。でも敢えて言うと、、所属してる人が面白い所。例えば、俺は生粋の関西生まれの関西育ち(奈良)。そんな俺から見ても、見てるだけで笑えた。たとえ自分が話に入ってなくて端から見てるだけでもね。普通の会話の筈なのに必ずボケとツッコミがはいり漫才みたいになっていく。良くも悪くも真面目な話が出来ない位、ボケ、ツッコミがたえない。」

 

——笑いのパスワークが凄いね。

西田:「そう。自分の笑いの考えは、あえて言えばバルサ。パスを出したあとに少し動いてコースを作って、それを2人が連続して行なえば、どんなに狭い場所でも笑いを生み出すことが出来るでしょって。笑いは当時の自分が真剣に目指したものだったから自ずと惹かれた。」

 

—漫才コンテストにも出場したそうだけど。

西田:「先輩(あつしさん)からのオファーがあって、なんだかんだ半ば強制で出場することになったけど。あれには参ったね。(笑)ただあの瞬間で自分が何をしなればいけないか分かっていたから、あとはひたすら努力。そして結果は優勝。アラモ票や偶然が重なったとは言え、確かな手応えを感じることが出来た。と同時に、俺はまだまだこんなもんじゃないって思ったよ。その後、先輩達からネタを振られることが多くなったけど。」

 

ここで西田がロビーで足を止めて、「ずっと言っておきたいことがあった」と切り出した。

 

西田:「漫才コンテストではありがとう、IT。」

ITとは漫才の相方の梁瀬のニックネームだそうだ。

 

——なんでそんなに”笑い”にこだわるんだろう。

西田:「俺が笑いにこだわっていた理由は、多分、誰もが理解していて、サークルで過ごせる時間は有限やからね。笑いはいくらあっても足りるものじゃない。」

 

「大学の思い出はほぼアラモだった。所属できて本当に良かった。」

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西田のアラモード入団会見の様子。日本中が歓喜に沸いたのは記憶に新しい。この後、一気にスターダムをのしあがっていくとは当時誰も予想しなかった。

 

—ぶっちゃけ、女性にはモテた?

西田「逆に聞きたいけど、俺が女性にモテると思っている?」

 

—モテ……ない?

西田「だってモテる要素は何?イケメン、テニスの実力、あと圧倒的な面白さ。それ以外にないよね。どうやってモテるの。」

一瞬、語気を荒げる西田。

 

—でも、アラモードで人生初の恋人が出来たんだよね?

西田:「まあね。」

 

ちなみに誰?

西田:「そんなん甘いわ! 簡単には教えられへん。ただ一つ言えるのは、当時は現役幹部だからこそ出逢えた部分があったと思う。」

 

——サークルのメンバーで特に影響を受けた人はいる?

西田:「自分が一回生の時の幹部の方々には特に影響を受けたよ。その中でも、あつしさん、ひろゆきさん、しんちゃんさんの3人には、お世話になったのと刺激や影響を受けたね。」

 

——それぞれにどんな影響を?

西田:「あつしさんの考え方、生き方はかっこいいと思ったね。自分には出来ない事をしているなと。何より、アラモでの立ち位置も彼が作ってくれたようなものだから。彼のプロデュースに救われた選手も多いんちゃうかな。今でも感謝してる。

ひろゆきさんは飛び抜けて目立つ行動をするわけでは無いですが、いつもメンバーの中心にいた気がする。自分も彼のようなポジションになりたいと目標にしてた。彼のプレーは自分が頭で思い描いていた理想のプレー。まあ、常に理想には追いつかないけど。

しんちゃんさんは、テニスだけに限らず恋愛のテクニックなど幅広い話題で色々話してくれた。特に、テニスで一つ一つのプレイの意味、目的などを考える事は当時の自分に欠けていた部分だったので本当に勉強になった。結果的に自分の身に出来ていなかったかもだけどね。だって、彼と俺はプレースタイルが違うだろ?」

 

—4年間在籍しての一番の思い出は?

西田:「漫才コンテストは勿論だけど、やはり幹部の重責を経験したことが一番かな。」

 

「幹部は個人プレーではダメ」

 

——サークルの幹部を経験してどうだった?

西田:「当然だけど、幹部もそれぞれバックグラウンドが違うから、意見の違いで揉めることも多かった。自分の時間よりもサークルに使う時間の割合が多かったりと大変だった。でも、後輩も先輩もサークルを楽しんだり、喜んでくれた時のちょっとした達成感は今でも経験できてよかったと思っている。余談だけど、幹部の時に作っていたアラモ新聞が今のビジネスでも役立っているよ。」

 

そろそろ西田のフライトの時間が迫ってきた。すると西田は現役のアラモードメンバーに向けて語り始めた。

 

西田:「まず、幹部はイマイチ盛り上がらないと現状を嘆くのではなく、リーダーシップのある奴がもっと出てきて、自らが新たな領域を作り出すくらいのことをしてまとまらないと。恐らく、今はそれぞれが個人プレーに走っている。それではダメ。たとえば関西外大のテニスサークルの中で圧倒的なブランドを作るためには、そこに集中して取り組むポジションの人が必要だと思う。それは現役を退いたOBである自分にはできないことだから」

 

現役サークルメンバーだけでなく、OB・OGもチームプレーによって、もっとアラモードを盛り上げてほしい――。そんなメッセージを投げかけられたように思った。今回の『アラモ同窓会feat.結婚式』や、今後の『アラモ同窓会事務局』の運営にとって大きな指針になる言葉だった。

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ファンのサインに快く応じる西田。派手な言動ばかりが注目されがちな西田だが、実はとても気さくで謙虚な今時の青年なのだ。

 

西田が搭乗口に近づくと、サインを求めるツアー客が殺到して人垣が包み込んだ。西田は丁寧にペンを走らせた。

「じゃあ、また」

一瞬こちらを振り返って、ゲートに吸い込まれていった。

まさに本田圭佑△!!

 

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☆編集後記☆
第21代の西田一視さんのインタビューでした。
本文はNEWSPICKSの本田圭祐 直撃取材のパロディーです。
本当のバナナ君はとても謙虚な人間です。